東京で、最大315万円支給の留学奨学金が爆誕。バレエ留学に使えるか検証

本日、東京都からプレスリリースがありました、大学生向け留学奨学金支援制度

対象者は、

☑ 東京に住所がある(本人は、東京でなくても、親が東京ならOK!)

☑ 29歳までの大学生(短大含む)

☑ 英語がB1レベル以上で、大学の成績もそれほど悪くない学生

アメリカ、EU、イギリスなど欧州向けで、1年間留学だと、

渡航費用35万円。

授業料80-100万円補助

生活費:毎月15万円支給 ✕ 滞在期間の1年

といった感じ😀

日本全国の高校生、大学生向けの留学支援「トビタテ留学Japan」とかなり似ている、その東京版。

ただし、全国対象のトビタテ留学ジャパンは、留学対象がもっとゆるい。

芸術留学というカテゴリもあって、バレエ留学も、どんぴしゃであたる感じだった😆

けれど、この東京都が行う留学支援は、

募集要項を読んでみると・・・

基本、海外の大学などの高等教育機関に行くことが前提。

語学学校などは認められない👎️

高等教育機関は、どこまで入るかは要確認なんだけど、

例えば、バレエダンサーなら、誰もが知っている、

コンセルバトワール・パリ(パリ国立高等音楽・舞踊学校)

これは、明らかに高等教育学校なので、留学先として要件を満たしていると思う。

もちろん、パリはレベルが高いので、

リヨンや、地方のコンセルバトワール(国立や地方の高等音楽・舞踊学校)を申し込んでみるのも1つの手段。

パリよりも格段に入学基準は低い。

もし学校許可が降りて、東京都の選考が通れば、300万円近く支援してもらえるので、大きいと思う。

ちなみに、フランス含めて、欧州、アメリカの舞踏高等教育機関って、

日本人が思っているほど厳格ではない。

普通に行くなら、オーディションなんだけど、

もっと適当というか、色々な入学手段がある。

例えば、コンセルバトワールの偉い先生がやっているオープンクラスに参加して、

そこで懇意になったり、認められれば、裏口で入学が認められたりもする。

日本より、かなり、人間関係で動くのが、欧州だった記憶・・・。

日本は、世界でもかなり、平等に対応してくれるフェアな社会だと思うよ。

もちろん、フランス語が中級くらいできないと、フランスの高等学校には入学できないと思うので、勉強が必要。

だから、最初、全国のトビタテ留学で、高校か大学の時、留学して、

現地の語学学校で言語を習得し、オープンクラスなどを頼りに、目標のバレエ学校の先生たちと人脈をつくり、高等バレエ学校入学が見込めそうなら、この東京都の制度使うのがよいかな。

全国トビタテと時期をずらして併用で。

英語圏がよいなら、ロンドンや、アメリカの舞踏の高等教育機関を狙ってみよう。

ロンドンなら、RAD(Royal academy of Dance)が最適かな?

高等教育として、練習しながら、RADメソッドの資格をとってもよいと思う。

ガチバレエだけでなくてもいい。

例えば、

University of the Arts London(ロンドン芸術大学)で、アートマネージメント🎨👨‍🎓を学びに行けば、将来、劇場や、バレエ団で結構上の位の仕事をすることができる。👍️

または、自分の好きな分野の大学に入学して、空き時間を使って、現地のバレエ学校に通ってもいい。

とにかく、東京都の留学支援奨学金、または全国向けのトビタテ留学ジャパン 

これらはお勧めです。

なので、一部の超トップバレリーナ以外は、高校や大学には、通信でもよいので、通っておくことをお勧めします。

大阪や、東京だと学費無料だと聞いたんだけど、すごいね。最近の支援体制は。

Kei

アラフォー♂。都内高級ホテル暮らし。慶應大卒。グローバル企業の法務部勤務。きちんとバレエは10代の頃まで。今は海外出張中にバレエオープンクラス参加するバレエトラベラー。

1件の返信

  1. 2025年9月6日

    […] 東京で、最大315万円支給の留学奨学金が爆誕。バレエ留学に使えるか検証 […]

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