AAC パリ、ムーラン・ルージュ裏手のバレエ学校。傾斜床がすごい。

Académie des Arts Chorégraphiques、通称AACバレエスクールの体験レポート。

AACは、パリ・オペラ座の初期ダンサーが作った長い歴史のあるバレエ学校だそうです。

=================

AAC総合評価:✨️✨️✨️

レッスン内容:★★★ 普通

学校設備:★★★★ 好みが分かれる傾斜床&ピアニストなし&開放的なスタジオ

費用感:★★★★★ 16 EURO/ class

利便性:★★  ネット予約なし?

安全性:★★  注意が必要

=========================

まず、学校紹介から。

場所は、パリ北部。モンマルトル地区。

観光客で賑わうナイトクラブ「ムーラン・ルージュ」の裏手。

赤い風車を意味するムーラン・ルージュ。いわゆるショーダンスの観劇で、場所柄、日本の歌舞伎町のような雰囲気。

なので、スクールへは、昼はよくても、夜はタクシーかUBERを使いましょう。

ウロウロしていると、酔っぱらいに絡まれます☢️

AACの場所は、ムーラン・ルージュの裏。

赤いムーラン・ルージュの手前の小道CITE VERONを中に入ります。

シテ・ヴェロンは、歴史ある裏道らしいですが、夕暮れは時は薄暗く、灯りも乏しく、

場所柄、途中、甘ったるい、マリファ◯の匂いがしてきたりしますが、無視して進みます。

右手にAACの看板がある門をくぐり階段を登ると正門につきます。

1階が受付とスタジオで、更衣室は地下。

受付の兄ちゃんに、16 EURO (2800円位)払います。

スタジオ。ここの特徴は、天井が無茶苦茶高くて、窓も大きくきもちいいのと、

床が正面に向かって下り坂

傾いた床! 傾斜床!!😲

古い劇場や、昔のローザンヌ劇場であった傾いた床がこちらは健在。

すごい、初体験。

ビー玉転がすと、勢いよく転がるレベル。

そんなスタジオでオープンクラスを受けた体験です。

日曜日13時ー15時、バレエ中級 Alexis Saramite

日曜日、10時からStanlowaのクラスをとって、そのままAACのクラスへ移動。

先生は、またまたパリ・オペラ座の方 👍️

時間が12時から14時と2時間。

本当に2時間やるの?

と思っていたら、やりました。

バーは普通。センターを結構時間取っていた感じ。

ピアニストはおらず、パリ・オペラ座の専属ピアニストのSylban duranのCDをかけてのクラス。

参加者は、15人くらい。初中級くらいの中年のおばちゃん、おじさん達もまじりつつ、上級っぽい女子も数名いる感じ。

難易度は、アーキの初級といった感じ。悪くない。

ただ、このSaramite先生は、注意や全体の直しもなく、淡々と進み、御本人も中年太りで、あまり動いて見せることなく進むので、動きを真似て覚えていく自分にはそこまで魅力的でなかったです・・・。

ただ、

床が最高!

傾斜床

初めてだったけど、これ、初心者にありがちな身体を固めて踊ると、必ずバランス崩れる。

だから、身体を固めず、揺れや揺らぎを吸収できるように踊るスタイルが身につくのでバランス感覚の強化につながる。

傾斜床に慣れすぎるのもよくないけど、トレーニングになるなぁと思った次第。

あと、床にスプリングが入っているのでは?と思うほど、

弾む

2メートルくらいジャンプできる感じ。

トランポリンバレエ?

かと思うほど。

素晴らしい。今度、別の先生で、このスタジオ試したいと思いました。

ichiro55

30代♂。都内高級ホテル暮らし。慶応大卒。グローバル企業の法務部勤務。バレエは10代の頃まで。今は海外出張中にバレエオープンクラス参加が趣味。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です