ここが変? 日本のバレエ界の非常識4選
あくまで個人的な感想、意見です。
1.プロでないのに舞台発表をやたら強制する
バレエで、オープンクラスだけ参加して何が面白い? 舞台に立たないのは・・・? と、理解できない人がいるらしく、そんなのは、バレエでない、という感じのコメントをいただく。😢
まぁ、バレエに対して色々な人がいるということで許してください。
正直、僕は、過去、発表会とかもほとんど出ず、コンクールも一度きり。
なぜ?
バレエに対する興味が、自分の身体と向き合う方に向いていたから。
舞台芸術といより、【身体芸術】🖼️
バレエって、ほら、アンディオール(スパイラル)というとても奥が深い技法があり、🌀
身体の使い方が、呼吸法からはじまり、ヒップホップなどとは比べたものにならないほど、探究的であったりする。

他にも、バレエを舞台で人に見せるというより、
所作を美しくしたい、だとか、運動能力を高めたいといった親御さんの要望で習っている子どもも結構いると思う。🎨
正直、僕もその理由で始めた👍️
だから、日本のバレエ教室が、プロ目指すわけでもない子どもたちに、発表会強制参加させ、10-50万のお金を徴収しているのは、本当にやめてほしいと思う。
バレエは、もともと、男性貴族の、宮廷宴会の余興で始まったもの。
習ったバレエを、好きに身体を動かしたい時に動かせば、それで踊りになると僕は思う派です。
高価な舞台は、プロじゃなければ、そこまで必要ないでしょう。
ちなみに、僕は、空手を習っていたけど、
殴り合いをする極真空手ではなく、型を中心に、当てない伝統派空手だった🥋。
空手の身体の動きにも興味をもって、基本、型ばかりやっていた。
当時は、
「空手やっているのに、人を殴ったことがない、変なやつ」と思われていたけど、
東京オリンピックで採用された空手が型を競うもので、空手=殴り合いだけでない、というのがわかってくれたと思う。
こんな感じに、バレエも、舞台に立つを強制せず、日々の練習だけの修行タイプのダンサーも尊重してあげてほしいと思う。
子どものバレエも含めて。
2.プロでないのに、教室の掛け持ち禁止
子どもバレエ、大人バレエもそうかもだけど、教室を掛け持ちするのって基本NGなのがバレエの世界。
これって、多分、発表会を不参加にされ、お教室の収益が減るから、NGにしているだけだと思う。
よく、メソッドの違いで、混乱するから という理由をあげるけど、
今の時代、ワガノワも、ロイヤルも、フレンチも、いい感じに混ざり合っている。
バレエという身体の使い方は、基本同じ。
混乱する場合、生徒が自主的に1つに絞ればよくて、先生(主催者)側が、強制するものではないんじゃない?と思う。
もちろん、プロやプロ目指す子はまた別。
僕が子ども時代やっていた野球も、プロ目指す子は、地区のリトルリーグに入って、よそのリーグとの掛け持ち禁止。
でも、趣味でやっている子は、別にどの野球チームと掛け持ちしようが、問題なかった。
日本のバレエだけ、プロを目指すかどうかもわからない子どもにも、容赦ないよね・・・囲い込み。
3.バレエだけしかやらない
空手、野球、スキー、ストリートダンスと、バレエ以外にもやっていた。
バレエの先生の中には、未だに、
『バレエに必要ない筋肉がつくから、バレエ以外のことはするべきじゃない』
なんて、言う人がいるかもしれない。
実際いるの?
正直、ヨーロッパの有名バレエ団とかみていると、男性はマッチョな体型の人多くない?
ロイヤルのプリンシパル、Steven McRae や平野亮一さんなど、格闘技の選手?と思うほど、
ゴリラマッチョな体型。
男性だけでなく、女性も、ヨーロッパの人は、皆、しっかり食べて、筋肉つけているダンサーばかり。
日本は、まだまだ、ガリガリの線の細い女性ダンサーっているよね。
あと、あれだ。
コンテンポラリーをあまり、やらないよね、日本のバレエ。
4.小学生からトウシューズ履いてるのって何?
海外は、13歳以上がトウシューズを履いてよい年齢という指針があるけど、
日本だと、8歳くらいからトウシューズ履いていない?🩰
あれ身体に悪いし、負担感から、身長というか足が伸びなくなる。
以前、チャコット入ったら、店員が、小学生に、トウシューズフィットをしていて・・・、
いやいや、それ、店員、おすすめしない方が信頼感増すよ。と思った。
トウシューズ代も、月1万とかかかりそうだし、
欧米みたいに、中学からでいいんじゃない?
履き始めるの。