海外バレエ留学するなら、コンクールスカラー狙いより、トビタテ留学Japanの方が現実的だと思う

「海外でバレエを学びたい!」

 「バレエ留学をしたい!」👧

という場合、まず、一体どれくらいのお金が必要になるか、想像できるかな?

為替のタイミングにもよるけど、大体、

年間300万円

はかかると思うべき。

最低として。

授業料が年間80万。現地生活費が月18万で、年220万。あわせて約300万円。

海外なので余裕をもたせたいので、400万くらいは用意しないといけない💴

これを補うために、バレリーナがすぐ頭に浮かぶのが、

有名バレエコンクールに出て、海外バレエスクールの入学許可と奨学金(スカラーシップ)🏆をもらうぞ!

ということ。

バレエ漫画でも、ドラマでも、必ず、バレエコンクール🏆 → 海外留学🛫 という流れができているよね!(「昴」第3巻より)

ただね。

まず、コンクールは、出るとなったら無料じゃないよね。

参加料はもちろん。

衣装代。

先生へ特別にお支払いするお金

が、わんさかある💴

加えて、スカラーがもらえるとは限らないし、

スカラシップがもらえても、免除されるのは基本授業料だけで、

日々の生活費(月18万円~)は、普通にお金が必要になってくる😢

一昔まえは、そうしたコンクール → スカラー🏆 → 海外留学🛫の流れでもよかった。

けどね。

今は、日本政府が中心となって、若者の留学支援を積極的に行っている。

例えば、文部科学省がやっている「トビタテ留学Japan」という海外留学奨学金制度はとってもお得だよ!😁

2013年から高校生向け、今は大学生向けにも行っていて、

自分の頃、こんな制度があったら絶対利用していただろう!という内容になっている。

詳しくは、トビタテ留学Japanのホームページを見てもらえればと思うけど、

内容をかいつまんで書いておくと、

・学校授業料は30万円補助💴

・毎月の生活費、ヨーロッパ、アメリカなどは、毎月16万円くれる💴

・もちろん、もらったお金は返済不要☺

・留学サポート期間は、最長1年。

・応募は毎年2月

・倍率は、バレリーナ向けの、スポーツ・芸術留学枠だと、60%くらい。10人応募者の中の6人くらい合格。

・新高校1年も応募できるので、実質中3の2月から応募可能。 新高1枠の場合、もっと合格率が高い。

・なので、15歳、海外バレエ留学を考える年頃に、ぴったり使える日本政府主導の奨学金制度。

繰り返しになるけど、いきたいバレエ学校を決めて、

その学校の入学許可をもらうためのビデオオーディションなどは、自分で通過していく必要はあるよ。

それでも、毎月の生活費16万円が支給してくれる。授業料30万円補助は、普通にバレエコンクールのスカラーシップよりお得で、よっぽど現実的ではないのでしょうか?!😀

*この記事は、一般的な努力型バレエ女子を対象にしており、

100年に一人の逸材といった天才的なバレリーナは、今まで通りコンクール経由でいいと思います。

天才は、コンクール→ スカラー🏆 → 生活費、学費すべて無料 → 文化庁新進芸術家在外派遣制度で再度留学 や新国立劇場のANA系列スカラーシップ利用で留学など

Kei

アラフォー♂。都内高級ホテル暮らし。慶應大卒。グローバル企業の法務部勤務。きちんとバレエは10代の頃まで。今は海外出張中にバレエオープンクラス参加するバレエトラベラー。

3 Responses

  1. 森田奈々子 より:

    現在中三、バレエ女子の母です。今は高校受験勉強の真っ只中ですが高校ではバレエ留学を視野に入れています。できれば、高1か高2の間には実現させたいので情報を集めています。
    一番の希望はイギリスですが、本人にとって良い環境であること治安や費用面のことも鑑みてカナダも考えています。スカラシップの応募情報なども教えて欲しいです。

    • ichiro55 より:

      コメントありがとうございます。
      内容の参考にしますが、遊びでやっているブログなので、テーマは適当になります。
      英国は住んでいたので、そっち方面で情報だされば出していきますね。

  1. 2024年9月28日

    […] 海外バレエ留学するなら、コンクールスカラー狙いより、トビタテ留学Japanの方が現実的だと思う […]

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