北京舞蹈学院 – バレエパパとのマッチング事情
中国の首都北京、
2015年頃、仕事で訪れた際に、取引先の中国人社長に、
私がバレエをやっていたということで、よろしければ、
とアテンドしてもらった経験をお話。
北京舞蹈学院は、中国で最も古い、ダンスの専門学校。
よく知らないけど、中国を代表するダンサーは、皆ここ出身だそうです。
場所は、北京の北西、
北京大学、精華大学など、大学が集まる海淀区の一角、北京民族大学の隣にあります。
校舎は、寮併設となっていて、皆、寮生活を送りながら、朝から晩までダンス漬けの日々を送っています。
寮も入らせてもらったけど、皆ジャージ姿で、中学生の修学旅行のような雰囲気でした。
寮からすぐのところにレッスン場がいくつもあり、オープンクラスは、土日であれば、応相談で受け付けているよ
と聞いたけど、結局、中国はあまり行く機会がなく、参加しなかったです😢
今はどうなっているか、知らんけど。
帰り道、アテンドの人の車に乗るため、周辺を歩くと、
場所柄、ダンス用品店がたくさん立ち並ぶ。
さすが、中国No1ダンス学校の周辺。
と、ふと目をやると。
ダンス洋品店の周りに、やたらと高級車が止まっている・・・。
そして、
フロントガラスに携帯の番号が、大きく書いて置いてある。
あと、”包”かなにかの文字・・・。
同行の中国人に、「あれ、なんですか? 車の販売かなにか?」
と聞くと、
あぁ、あれは、金持ちが、道楽で、若いダンサーを包む?(囲う)ためのサインで、
お金などの支援が必要なバレリーナは、その携帯番号に電話してね! というものらしい(笑)。
すごい! すごいよ😯
中国は、ある意味、バレエの伝統を忠実になぞっている。
ドガの絵画風に、この様子を残してもよいくらいだ(笑)。
もし、日本でこんなことしたら、ネットにアップされて、イタ電が多数来そうだけど。
いやいや、そもそもこんな学校の側で、パパ活募集の張り紙、ダンス学校から苦情が来そうだけど、
きちんとやっているということは、半ば公認なのでしょう。
中国の場合、お金の力で、色々とコントロールできそうだよね!
Money is a power, isn’t it?
結構昔の体験なので、今は、もうやっていないかも知れないけど、
中国のバレエ業界の裏側を、垣間見た若い頃の記憶でした。
(写真取れなかったので、イメージ写真で代用)